ワイシャツのエリ、カフスの縮みは何故おこるのか?
ワイシャツの襟がきつくなったと感じることありませんか?
太ったから?
いえいえ、もしかするとワイシャツのエリの縮みが原因かもしれませんよ。
ワイシャツのエリやカフス等、耐久性が求められる所は表地と裏地の間に芯地が使われています。
この芯地が縮むことにより、エリが縮んだりシワがよってしまうんです。でも、全てのワイシャツがそうなる訳ではありません。
ワイシャツの芯地にはフラシ芯とトップヒューズ芯という2種類の芯地があります。このうちトップヒューズ芯が縮みやすいんです。
じゃあ何故縮みやすい芯地を使うかといえば、半永久的に生地に接着している利便性があるからです。形状記憶シャツなどを中心に日本のワイシャツの90%がこの芯地を使っています。
もちろん、縮んでもアイロンプレスである程度は伸ばすことが出来ますが、一般的なクリーニング店のワイシャツ仕上げては機械プレスを行っているので、縮みが気になるワイシャツは手仕上げで頼むといいですよ。