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春や秋になるとクリーニング店では「ドライ品○○%セール!」
と書かれた案内をよく見かけますよね。

でも、ドライ品ってなんのことか分かりますか?

ドライ品とは、水洗いできない衣類をさしています。
つまり、洗濯表示で”水洗い×”となっている衣類は全て
ドライ品(ドライクリーニングでの処理)になります。

では、ドライクリーニングとは?

これは、石油系やフッ素系などの有機溶剤を水の代わりに使用して洗う
洗濯方法です。

特徴としては↓です。

・油溶性の汚れが落ちやすい(皮脂、化粧品、機械油など)
・水溶性の汚れが落ちにくい(汗、血液、果汁、糖分など)
・衣類へのダメージが少ない(縮みや型崩れが起きない)

ちなみに家庭用洗濯機の”ドライコース“とは水を使用して衣類に
ダメージを与えないように洗濯槽の回転数を抑えるなどして洗う方法です。
ドライクリーニングとは全く別物ですので、水洗い×の衣類は
縮みや型崩れの原因にもなりますのでお勧めしません。