クリーニング店では、何でも洗ってくれる!そう思っていませんか?
皮革製品、毛皮、靴、布団、カーペット、ぬいぐるみ等、大抵の物はお預かりしているクリーニング店ですが、絶対にお預かりできない物もあります。
それは、嘔吐物や汚物が付いた服です!!!
それは何故か?
クリーニング業法の第3条第3項第5号にこんな記述があります。
『伝染性の疾病の病原体による汚染のおそれのあるものとして厚生労働省令で指定する洗濯物を取り扱う場合においては、その洗濯物は他の洗濯物と区分しておき、これを洗濯するときは、その前に消毒すること。ただし、洗濯が消毒の効果を有する方法によつてなされる場合においては、消毒しなくてもよい。』
つまり、伝染病を広めてしまう恐れがあるので、消毒設備のない一般的なクリーニング店では預かれないのです。
では、「消毒設備のあるクリーニング店」はどこにあるのか?
それについては、地域の保健所に「指定洗濯物取扱施設はどこにありますか?」と聞けば教えてくれると思います。
たまに、何も言わずに嘔吐物や汚物が付いた服をクリーニングに持ち込まれる方がいますが、これは感染症を広めることになりかねないので、絶対にやめて下さい。
汚物に限らず気になる汚れがある場合は、受付の際に店員に伝えてくださいね。