ブラウスのクリーニング料金って、品物によって値段が違うことをご存知ですか?
ある時はワイシャツで、またある時はブラウスでお預かりしています。

それじゃあ何が違うかというと、ブラウスの形状です。

ワイシャツでお預かりするのは、バックダーツやフリルがなくワイシャツとほぼ同形状の場合です。
この形状だと、ワイシャツの仕上げに使用するプレス機での仕上げが出来るので、作業時間が短くてすみますから
ワイシャツ料金でお預かり出来るのです。

ブラウスでお預かりするのは、フリルやバックダーツがあり立体的な形状の場合です。
この形状だと、ワイシャツ用のプレス機は使用できないので、手仕上げでのプレスになります。
その為、作業時間も形状によってある程度必要となりますので、ブラウス料金でのお預かりになります。

もちろん、クリーニング店によって基準は異なりますから、一概には言えませんが
クリーニング料金と作業時間は比例していますので、クリーニング料金が安いということは作業時間が短く、
クリーニング料金が高いということは、作業時間が長いということです。

たまにブラスのフリルがペシャンコに潰れてしまっている品物を見かけますが、これは機械で平面的に仕上げた為だと思われます。
フリルをキレイに仕上げるには、こまごまとした作業が必要です。
特に綿や麻素材は伸びにくいので少しずつアイロン掛けをする為、作業時間も長く、クリーニング料金もそれなりにかかってしまいます。

ワイシャツはほとんどが同じような形状ですが、ブラウスのデザインは多種多様なので機械で画一的に仕上げるのが難しいんです。