厚生労働省によると2023年の全国のクリーニング店の数は、74、083カ所だそうです。
年々減少の一途をたどるクリーニング店ですが、この数字は20年前の店舗数と比べると約半分!

私の地域の同業者を見てみても、全国集計と同様に数が減っています。特に個人経営のお店の閉店が著しいです。
ぱっと見は、町のクリーニング店の数が変わらないように見えてもチェーン店ばかりになっている地域も多いんじゃないでしょうか?

これって、利用する側からみると一大事ですよね。チェーン店ばかりが増えるという事は、クリーニング店を選べなくなってきているという事です。
個人店が沢山あれば、

「A店に出してみたけど仕上がりが満足出来ないからB店に持っていこう」

とか

「B店は高いからC店にしよう」

のように色んな選択肢があります。

ですが、チェーン店が増えると同じ名前の店舗だと仕上り、値段は変わらないので

「A店を辞めてB店にしよう」

のように簡単にお店を変える事が難しくなります。

今後、「クリーニング店を始めよう!」という意気込みのある人が増えてこない限り
この現状は変わりそうもないですね。

ただ、最近はネットで頼めるクリーニング店も増えてきたので、ちょっと手間と時間はかかりますが
今後は、町のクリーニング店だけでなくネットのクリーニング店も上手に併用していきたいですね。