クリーニング店の仕上がりには、専用のプレス機を使って仕上げる「機械仕上げ」と業務用アイロンを使って手で仕上げる「手仕上げ」があります。
では、2つの仕上げを比べてみましょう。
●機械仕上げ
仕上げにかかる時間が短い。
誰でも同じように仕上げる事が出来る。
価格が安い。
機械のサイズに合わない服(小さめ、大きめ、デザイナ性のある服など)は、キレイに仕上がらない。
●手仕上げ
仕上げにかかる時間が長い。
仕上げる人の技量によって仕上がりが異なる。
価格が高い。
どんな服でも立体的にキレイに仕上げる事が出来る。
このように標準的なサイズ、シンプルなデザインの服なら機械仕上げ。デザイン性のある服は手仕上げが適しているといえます。
その他には、ワンピースやコートなど専用のプレス機がない洋服は、機械で仕上げる場合、スチールで仕上げるのみになるので、シワがあまり伸びません。こんな時も手仕上げならキレイに仕上げる事ができます。素材が綿や麻ならなおさらです。
もちろん、ワイシャツやスラックスでも丁寧な仕上がりを求める場合には手仕上げがオススメですよ。