先日、ラジオを聴いていたらクリーニングタグが付いたまま服を着ていた人の話をしていた。
そこでパーソナリティが「タグが見えてもいいようなデザインにして欲しい!」って言ってました。
まさにその通り。
この業界って他の業界に比べてデザインをあまり重視してないように感じます。
店舗のサイン、内装、備品に至るまでカッコいい!って思えるデザインは、極めて少ない。
クリーニング店用の備品が載っているカタログを見ても、何年前のデザインなんだろう?
って思うぐらい昭和レトロ感のあるものばかり・・・。
(かく言う当店もなかなか思ったようには出来ず、ほんの少しずつしか出来ていませんが・・・。)
ファッションという最も洗練されたデザインを扱う業界と寄り添うようにあるクリーニング業界ですが、
その差は歴然ですよね。やっぱり高級な洋服は、それに見合った高級感のあるクリーニング店がもっと必要だと思います。
一般的には、高級クリーニングといえば「白洋舎」ですが、オシャレなお店ってありませんよね。
ここのクリーニング店に出したんだぞ!って自慢したくなるようなデザインのお店にしていきたいですね。
例えば、デザイン会社Anagramaがマネジメントしたサンフランシスコの「Nordic House」のデザインはいいですよね。
洋服のカバー、オリジナルの石鹸から紙テープまで、統一されたデザインでとてもキレイですよね。
一つ一つ積み重ねていつかはここまで辿り着きたいと思い、今日もアイロン掛けにはげみます。