クリーニング屋のひとりごと|プロの視点とちょっとした豆知識 5月のX投稿まとめ②
クリーニングにもトレンドがあります。4月から5月になり、クリーニング品のトレンドは、ダウンコート、コートからスーツ、セーターへと移りつつあります。
暑かったり寒かったり、今年の春はほんとに忙しいですね。冬物衣類をクリーニングに出そうと思ったら、気温が下がって、とっておいたら気温が上がる。今年はほんとにお客様もクリーニング店も困っています
今日は早くも今年最初の真夏日…。 夏のクリーニング屋さんは、暑さとの戦いです。どれだけ冷房をつけても手元の蒸気アイロンから発生する熱や蒸気で、汗が止まりません
弁護士、社労士、建築士、そしてクリーニング師。どんな資格も取得してからが入り口。ただ、資格を持っているだけでは意味がありません。そこから、失敗や成功を繰り返し、色々な事を学んで、ようやくその道のプロになれると思います。私もまだまだ道の途中。これからも精進します。
当店では、衣類の保管サービスとお布団の保管サービスを行っています。クローゼットを圧迫してしまうダウンコートや羽毛布団にオススメです。温度・湿度を管理した専用の保管庫なので、次のシーズンまで安心してお預け下さい。
お米の価格か話題になっていますが、適正価格って難しいですよね。クリーニングでも同じ事。ジャケットを預かるにしても、高額ブランドの品物は、より慎重な取り扱いが必要になります。だからといって、10万円の洋服のクリーニング代を1万円にするのはなかなか難しい…。適正価格はいくらでしょう?
自分でいうのもなんですが、近くに集配サービスをやっている個人経営のクリーニング店があったら、一度利用してみて下さい。営業専門の方が廻っているチェーン店と違って、クリーニング師が集配に来てくれますよ。クリーニングのお悩み、仕上げのこだわり、シミ抜きまで、何でも相談してみて下さい。
シミ抜きは、強い薬品を使う、強い洗浄力で洗う、など手段を選ばなければ、大抵の汚れは落ちると思います。ただ、その際に問題になるのが、染色と生地の堅牢度です。シミよりも先に生地の色が剥げてしまっては意味がないですからね。その辺りのバランスを考えると、どうしても落ちないシミがあるんです
クリーニングの仕事をやっていて、一番気持ちいいのは、シミが綺麗に取れた時と、シワだらけの服がピシッとキレイに仕上がった時ですね。エアコンのクリーニングとか、ハウスクリーニングをやられている方も同じなんじゃないでしょうか?