クリーニング屋のひとりごと|プロの視点とちょっとした豆知識 4月のX投稿まとめ②

当店では、ワイシャツのお仕上がりをタタミ・ハンガー幅狭・ハンガー幅広からお選び頂けます。料金は変わりませんので、普段はハンガー、出張や仕舞う時にはタタミ、など用途や好みに合わせてお選び下さい。
 
白井クリーニングでは、デリケートな衣類の為に「デラックスコース」をご用意しています。衣類へのダメージを抑えたソフトドライクリーニングですので、高級ブランド衣類も安心してお任せ下さい。
 
ネクタイには撥水加工をしておく事をオススメします。 ネクタイは、大抵の製品がシルク素材で作らています。その為、水でジャブジャブ洗ったり、強いシミ抜きが出来ないお品物になります。 大切なネクタイを長く使う為に、汚れ予防にもなる撥水加工が有効です。 ネクタイには撥水加工がオススメです
 
洋服にシミが付いた時、最もやってはいけないのは“こする”事です! 濡れたタオルやハンカチでこすると、生地が傷み、薄くなったり、色が落ちたりする事にもなります。 もし、濡れたタオルを使うなら、シミの部分に上からポンポンと叩くようにして下さい。
 
クリーニング屋さんだからといって、何でもかんでも預かれるわけではありません。例えば、以下のようなお品物はお断りしています。 損傷が激しい物。 汚物、嘔吐物が付着した物。 伝染性疾病の患者、またはその患者に接した方が使用した物。 下着、水着etc…。
 
クリーニング業で、一番コストが掛かっている部分は人件費です。 例えば、時給1,200円の人が1時間に仕上げる品物が、クリーニング代1,200円のスーツ1着だったら、利益になりませんよね。 クリーニング代が安いという事は、良くも悪くも1点の品物に掛ける時間が短い、という事です。
 
洋服は、少なくとも3〜4回着たら洗うようにしましょう。肌に直接触れるシャツやブランドは、着たら洗うぐらいのイメージで。そうすれば、シミが落ちなくなったり、ニオイが取れなくなったり、変色したりといった洋服のトラブルを減らす事が出来ます。
 
洗濯をしていて、汚れ落ちが悪いなぁと思ったら、水の代わりにお湯で洗ってみて下さい。ある程度の汚れなら、これだけどもスッキリ落ちますよ。 ただし、汚れだけでなく、色落ちのリスクも上がりますのでご注意を。
 
何の糸をどのくらいの割合で使って作られているのか。 どうやって洗うのか。 乾燥機はかけられるのか。 漂白剤は使えるのか。 どうやって干すのか。 特殊な加工がしてあるか。 等など。洋服に付いている洗濯タグには、沢山の情報が記されています。決して切り取らないで下さい。
 
4月や10月など、衣替えの時期は、どこのクリーニング店でも割引セールをやっていると思います。だからといって、そこまで洗わないで溜めて置くのは、服にとってはマイナスです。もし、その間にシミや変色が起きてしまったら、シミ抜き代もかかりますし、最悪着られなくなる事もあります。