かつて自動車が普及する前は、宅配はバイクや自動車で行っていました。
クリーニング屋さんの集配も同様で、父が働いていたお店は自転車で廻っていました。
自転車の荷台にカゴを乗せ、仕上がった品物を全部畳んでカゴに入れ、いざ出発。
そんな集配の一番の難敵は「坂道」と「雨」
只でさえ大変な坂道を仕上がった品物と預かった品物の両方を乗せて自転車をこぐ。
考えただけでも大変そうですよね。いまみたいに電動アシストでもあればいいんでしょうけどね~。
さらに雨ともなれば、雨具を着て、品物がぬれないようにカバーする・・。なんか雨の日は外に出たくなくなりそう。
雨の日は、お客さんも洋服が濡れるのを嫌う為、仕上がった品物はあまり持っていかなかったみたいです。
今は車なので、濡れずに沢山荷物を詰めて、坂道もスイスイ。昔を思うと雨で憂鬱だなぁとか言えませんね。