老舗は何年から?──老舗の定義って実は奥深いんです。

当店は神奈川県川崎市で創業し、おかげさまで60年以上が経ちました。
日々の暮らしの中で大切なお洋服を預けていただき、今日まで続けてこられたのは、地域の皆さまのご愛顧のおかげです。

ところで最近ふと気になったのが、「白井クリーニングって老舗なの?」という問い。
確かに60年以上続けていると、長い方ではあります。でも、「老舗」と言ってよいのでしょうか?


「老舗」の定義は、意外と曖昧

実は、「老舗」に明確な基準や法律上の定義はありません。
一般的には、「長年にわたり同じ業種を続け、地域やお客様からの信頼を築いてきた店」といった意味合いで使われています。

よくある目安としては、

  • 創業30年以上

  • 家業が3代以上続いている
    などがありますが…

京都では“100年以上”でようやく「老舗」

たとえば、老舗文化が根付く京都では、「100年続いてやっと老舗」とされることも多く、
創業50年くらいでは「まだ若い」と言われてしまうとか。

つまり、地域や業界によって“老舗”の基準は違うんですね。


クリーニング業界で考えてみると?

では、クリーニング業界ではどうでしょう?

日本で初めてドライクリーニングを導入したのは白洋舎
その創業は、1906年(明治39年)。すでに100年以上の歴史があり、名実ともに業界の老舗といえる存在です。

一方で、個人経営のクリーニング店が長く続くのは決して簡単なことではありません。
人口の減少、ファッションの変化、家庭用洗濯機の進化など…業界には常に波があります。

その中で、60年以上お客様に選ばれ続けている白井クリーニングもまた、
クリーニング業界における“老舗”といえるのでは?


老舗に大切なのは、「歴史」だけじゃない

「老舗=伝統を守る」ことは大切です。
白井クリーニングも、国家資格を持つクリーニング師による手仕事や、不入流で学んだ高いシミ抜き技術など、創業当初からのこだわりを大切にしています。

でも、私たちはそこに**「変化への柔軟さ」も加えたい**と思っています。

  • 時代に合わせた宅配サービス

  • 高品質クリーニングの見える化

  • SNSやブログでの情報発信
    など、新しいことにも挑戦しています。


白井クリーニングが目指す「老舗」とは

「老舗かどうか」を決めるのは、年数ではなく信頼だと、私たちは思います。

白井クリーニングが目指しているのは、
「昔ながらの技術を守りながら、今の暮らしにフィットするサービスを届ける」こと。

これからも、皆さまの大切なお洋服を、**長く、美しく着られるようサポートする“信頼の老舗”**であり続けます。


📌 洋服のことでお困りのときは、いつでもお気軽にご相談ください。

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