皮革製品や着物などクリーニングに専門の技術が必要な品物をお願いしている工場があります。

そこは、大手のクリーニング店の品物も預かっているんですが、最近どうも着物の仕上げがよくありません。

以前なら落ちていたシミもそのままで戻ってきたなんてこともあります。

それというのもどうやら長年、着物の仕上げに従事していた人が辞めたらしいのです。

定年なのか、解雇なのかは分かりません。

でも、高騰する人件費を削減する為なのでは?と思ってしまいます。

値引き、コスト削減の行き着く先は、やはり人件費削減なんですよね・・。

割安なサービスが提供されることは、ユーザーにとってはいいことなんですが、競争が行き過ぎるとサービスの質の低下を招き、結果的にはユーザーが不利益を被ることになります。

かといって価格談合したり、決まった数社で独占するのもよくない話。

ようはそのバランスが大事なんですよね。

話を戻すと、着物のクリーニングについては、サービスの品質を維持する為にも、別の所にお願いしようと思ってます。