いざ着ようと思ったら、大切な洋服にシミが!!!
そんなあなたの味方になるのが、シミ抜き達人の方々。
テレビやネットで有名なシミ抜き名人、達人の方がたくさんいますよね。
クリーニング屋さんで落とせないシミでもここなら安心という技術がある方もいらっしゃいます。
でも待って!そんなシミ抜き達人でも落とせないシミの状態があるんです。
「ワイン?」
いえいえ
「カレー?」
いえいえ
その症状とは
裏地までシミによる変色が起こってしまった状態です。
これは、シミが付いた部分を放置していたことにより、シミの状態が悪化して生地が変色してしまったことから起きる症状です。
こうなってしまうと本当にシミ抜き達人でも不可能なのか?
確かにシミを落とすことは可能です。
えっ?っと思われるかもしれませんが、シミは落とせるんです。
ただし、生地がシミ抜きの薬品に耐えられないんです。
変色を起こしてしまった生地というのは、繊維が弱った状態なので、シミ抜きをすると最悪の場合、穴が空いてしまいます!
もし、運良く穴が開かなかったとしても生地の色が抜けてしまっているので、色掛けが必要になります。
じゃあ色掛けすれば大丈夫なんじゃないの?と思いますよね。
色掛けというのは、あくまで後からの染色なので、生地に施した元々の染色と違い、色素が繊維にのりづらく、数回洗っているうちに取れてきてしまいます。
1、2回しか着ない服ならそれでもいいですが、このさきもずっと着たいお気に入りの服がそれでは困りますよね。
色掛けは数千円かかることもあるので、染料が落ちる度に染色を頼むなんて現実的じゃありません。
そんな訳で、残念ながら、裏地にまでシミによる変色が起きてしまった服はもう手遅れなんです。
こんな悲しい事態を引き起こさないためにも、
シミが付いたらすぐ洗濯。
シーズンオフには必ず洗濯。
シーズン中でも1回は洗濯。
コレが大事ですよ!