だんだん暖かくなり、冬物をしまう時期が近づいてますね。
しまっている間に虫喰いが起こらないように、防虫剤もしっかり入れて・・・ちょっと待って下さい!
その防虫剤の使い方あってますか?

効果的に防虫剤を使うためには、正しい使い方があります。
防虫剤の成分によっては使えない衣類もあるので、確認してから使って下さい。
主な防虫剤の成分は↓です。

<有臭>
・パラジクロロベンゼン 金糸やラメの衣類には☓
・ナフタリン      塩化ビニールを使った衣類には☓
・しょうのう      金糸や金箔には直接触れないように注意が必要

<無臭>
・ピレスロイド     金属ボタンなどが付いている衣類は☓

ちなみに異なる成分の防虫剤を併用すると、衣類にシミが出来たり染料が溶けてしまう場合があるので単独で使って下さい。
そして、防虫剤の置き方は、衣類の上です。
防虫剤から出るガスは、空気より重いので下に沈んでいきます。
ですので、衣類を収納しているケースの一番下に防虫剤を置いてしまうと効果が半減してしまいます。

保管している衣類は、虫喰いだけでなくカビの発生にも注意が必要なので、あまり詰め込みすぎないことや定期的な換気も大事ですよ。